株式: MNPはやっぱりauが強い?かな
携帯電話「au」が主力のKDDIの株価が3日続伸し、連日で年初来高値を更新した。午後に入り、前週末比2万4000 円(3.1%)高の80万8000円まで上げ幅を広げる場面があった。80万円台を回復するのは2000年9月20日以来、約6年ぶり。足元で携帯電話の販売が好調なことを背景に、今月24日の番号継続制度(MNP)導入後も他社からの顧客の取り込みが有利に進むとの期待が広がっている。 電気通信事業者協会が6日発表した9月の携帯電話契約統計によると、新規契約から解約を引いた純増数はKDDIが16万800件と、2カ月連続で首位となった。NTTドコモは12万6300件。ソフトバンクモバイル(10月1日付でボーダフォン日本法人から改称)は2万3400件だった。KDDI広報部の前出治彦課長は「9月中に新端末7機種を投入したことが、純増数の増加につながったのでは」としている。8月の新機種発売はゼロだった。 富士投信投資顧問執行役員の岡本佳久氏は、きょうの上昇について「主力大型株を物色する相場全体の流れの一環として買われている側面が強い」と指摘。その上で、MNP導入後は当面、端末機能とコンテンツで勝る「au」に乗り換える携帯利用者が増える可能性が高いとの見方を示している。「MNP後の携帯シェア向上と、それに伴う業績拡大を見込んだ投資家の先回り的な買いが入っている公算も大きい」(岡本氏)。 携帯電話3社はMNP導入を24日に控え、KDDIとソフトバンクモバイルが9月1日、ドコモが同10日に、秋冬向け端末への契約変更予約を開始した。ただ、各社とも予約数を9月の統計には加えていない。9月末現在の全契約数は 9381万2400件で、前月比0.3%増、前年同月比では5.3%の増。シェアはNTTドコモ55.5%に対し、KDDIが28.1%で、ソフトバンクモバイルは16.3%。 ニュース|株|株式|携帯電話|モバイル |
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