株: 東証大引け小反落
10日の東京株式市場で日経平均株価は小反落。終値は前日比25円68銭(0.16%)安の1万5630円91銭だった。1日を通じて前日終値を挟んでの神経質な展開。後場は寄り付き直後に先物主導で下げ幅を拡大、その後上げに転じる場面もあったが、結局は小安い水準で終えた。東証株価指数(TOPIX)は3日続伸。 前日9日の米株式相場の下落を嫌気した売りは朝方で早々に一巡した。米国では景気減速懸念が広がっている半面、国内のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は良好とあって、国内機関投資家や外国人などの買いが下支えしていたという。上げに転じる場面では、底堅さを好感した売り方の買い戻しも膨らんだ。半面、前日までの続伸で500円超上昇していたことに加え、あす11日の株価指数オプション8月物の特別清算指数(SQ)算出や4―6月期の国内総生産(GDP)速報値の発表を控えているとあって、積極的な買いは続かなかった。 |
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