株: 平均株価は345円安
今日はえらい落としたな。 7日後場の東京株式市場では、全面安商状に平均株価が下げ幅を拡大し、安値引けとなった。株価指数先物に大口売りが断続的に出て、現物株に波及した。英BPがアラスカ州プルドー湾油田の一時操業停止を発表、NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の時間外取引で原油先物相場が上昇したことを受け、「目先筋が債券先物買いを絡め、株先売りを強めた」(米系証券)、「株先買い、債券先物売りのポジションを解消した面もある」(中堅証券)との声が聞かれた。東証の業種別株価指数では33業種すべてが下落し、値下がり銘柄数は全体の9割に達した。 平均株価は終値で前週末比345円12銭安の1万5154円06銭と4日ぶりに急反落し、7月27日以来の1万5200円台割れとなった。東証1部の騰落銘柄数は値上がり125、値下がり1534。出来高は13億7232万株。売買代金は1兆7691億円。東京外国為替市場では、1ドル=114円台半ば(前週末終値は115円26銭)で取引されている。 個別では、今3月期連結で最終赤字転落見通しのタチエスがストップ安比例配分。第1四半期連結で減収減益のアルファCoもストップ安に売られ、値下がり率トップ。クレディスイス証が投資評価を「ニュートラル」に引き下げた沢井製薬、第1四半期連結で大幅減収減益のオーイズミ、第1四半期連結で経常5割減益の河合楽なども安い。 なかで、平澤創社長のテレビ番組出演が手掛かり視されたフェイスが前場同様に一時ストップ高。9月中間期連結で最終黒字転換見通しの旭テックは値上がり率トップを維持。三菱UFJ証がレーティングを「1」に引き上げたロート、今3月期連結業績予想を上方修正したSRA、第1四半期連結で大幅増益の共栄タンカ、9月中間期連結で一転経常黒字化見通しの日曹達なども高い。 |
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