経済: ムーディーズ、フォードをさらに格下げの可能性
ムーディーズ・インベスターズ・サービスは18日、米自動車フォード・モーターの格付けを引き下げる可能性があることを明らかにした。フォードがこの日、業績転換に向け第3および第4・四半期の生産を削減すると発表したことから、今年のキャッシュフローが圧迫されると指摘した。 ムーディーズは、フォードの格付けをジャンク級内で現在の「B2」から引き下げる可能性があるとした。金融子会社フォード・モーター・クレジットについても、ジャンク級内で現在の「Ba3」から引き下げる可能性があるという。 さらに、格付け会社フィッチ・レーティングスもフォードとフォード・モーター・クレジットの発行体デフォルト格付けをそれぞれ「Bプラス」から1段階引き下げ、投資適格等級を5段階下回る「B」としており、見通しは「ネガティブ」とし、今後1─2年でさらに引き下げの可能性があることを示した。 フォードといえばマツダの親会社、両社の関係を考えると、いずれマツダにも影響は波及しそう。さらに自動車業界は米ではかげりが見え始めているし、マツダもキャシュフローの大半を人員および設備投資に向けている。これは売り上げが下がったときに余剰な生産力だけが残ることになり、また大規模なリストラなどで対応せざるならなくなるだろうね。 ニュース|株式|株|経済 |
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