株式: ソフトバンク「スーパーボーナス」を拡充すると発表
いつかはやると思っていたけど、こう立て続けにサプライズを持ってくるとは、YahooBBの時もモデム無料という策を打ち出して、結果的にシェアを大きく伸ばした。今回も携帯本体を実質無料とすることは予測はしていたけど、なんたって常套手段ともいえる戦略だから。 でも、市場の反応は上々みたい。予想外割の時には、下げた株価も本日は+75とまずまずといったところ、さすがに昨日はこりゃ売りかなとも考えたけど、常識で考えて売りだと思う時ほど持ってたほうがいいという経験則から、ぐっと我慢したけどひとまずはよかった。 しかし、孫社長サプライズを持ってくるタイミングは絶妙ともいえる。料金の値下げ、無料化に続いて、端末本体の無料化。他のキャリアはさすがにここまでは真似出来ないだろう。 ソフトバンクは通話料での利益を減少させても、シェアさえ伸ばせれば利益を出すすべを持っている。Yahooというポータールを持っているのは大きな強み。au Docomoがいくらがんばっても現状で通話料以外で大きく利益を上げるのは難しいし、いまから携帯ポータルに参入したところで、もはやここまでメジャーなYahooに勝てるとは思えない。 事前の予想では不利だとされていたけど、いざ始まってみるとこれは、大きくシェアを伸ばすのはソフトバンクとなるだろうね。他社が料金に対する対抗策を打ち出すよりも先に、次の一手を打つって、巷じゃ大人になれないソフトバンクなんていわれてるけど、これこそが後発としてのもっともな戦略だといえる。Docomoはトップとしての戦略を講じなければいけないはずなのに、まったくそのような気配はなし。普通ならこのようなソフトバンクのuniqueな戦略はuniqueで無くするためにつぶしにかかるはずだけど。トヨタのようにね。 まぁ後は現在の株価がどこまで回復するか、これで中間決算でサプライズがあればドカーンといくんだろうけどなぁ。 また本日はSBIの株価に影響を与えるSBIイートレードの中間決算だった。結果は前年比で15%増益も四半期では33%減益ということ、まぁこれなら現在の株価にすでに織り込み済みといったとこかな。それよりSBI自体の中間決算は、悪材料が出る可能性は低くなったのでは? これも蓋を開けてみるまではなんともいえないが。 オンライン証券最大手のSBIイー・トレード証券<8701.Q>が26日発表した2006年4─9月期連結決算は、純利益が前年比15.0%増の69億7200万円になった。 ニュース|株|株式|ソフトバンク|SBI |
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